Blog Post 【ERIC ARAKAWA来日】AMPLIFIRE~PEDAL TO THE METAL~

【ERIC ARAKAWA来日】AMPLIFIRE~PEDAL TO THE METAL~
4月

23

2014

【ERIC ARAKAWA来日】AMPLIFIRE~PEDAL TO THE METAL~

ライダー石丸氏によるAMPLIFIREインプレッションです。ビッグウェーバーである氏のディープなサーフィンライフから紡ぎ出される体験談は興味深いですよ〜
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

エリックさんから「PEDAL TO THE METAL」ってメッセージを頂いたのは数年前の
SHOTGUNチャージが繰り返されてた頃の事。

それは、その時期のチャレンジとして一つのピークを迎えたが、結局その後 全開の
アクセルに私のエンジンは火を噴いてピットインを余儀なくさせられてしまった。

少しだけ死んだ。
そして生き返った。

2年のブランクの後、復活して再びサーフィンに熱中できる環境をHICから与えて頂
き、エリックさんが最初に私にシェープしてくれたのがAMPLIFIREだった。

私にとって、SHOTGUNよりも長く深く人生を賭けて取り組んできたもう一つのピーク
がある。それは古くから「荒砕」と呼ばれる磯「松部」だ。

私のAMPLIFIREは6’4″で松部のセカンドリーフがブレイクしだす一歩手前4〜5フィー
トのファーストリーフにセッティングしてある。

超ディープなシングルダブルコンケーブはパドリングスピードがある点に達するとス
イッチが入ったように加速を始め、うねりの中の凹みを拾うと一気にテイクオフス
ピードに達する。

ダブルアップするピークの上の段からレイルを引っ掛けて、またはエア気味にボトム
に降りるために、テイルエッジは外側でパキパキに立ててある。

7’0″台のサーフボードを使えばここまでは楽して来れる。
しかし、その後のボトムターンがタイトに行かず分厚いリップの餌食になってしまう
為、少しずつボードを短くして6’4″まで詰めてきた。
G602やPILOTもカスタムして幾つかのデータを集めて今回はAMPLIFIREで攻めてい
く。

フェイスから離れ過ぎずに貼り付いたままクイックなボトムターンでリップの下に飛
び込むとファーストピークの分厚いバレルに包まれる。

短い板でこのライディングが可能なのはハイパーディープコンケーブのスピードだか
ら成せる技だ。

バレルから飛び出した後ラインを調整するとロングウォールが現れる。
切り立ったフェイスをアップスンダウンですっ飛んで行くと異次元のスピードに達し
て行く。
本当はボトムに降りて縦の動きを入れてもいいんだろうけど、このスピードを、この
エクスタシーを止めたくないって気持ちになるんだよ。

そんで最後まで行っちゃう。

テクニックのない今の私はまだその段階。
だけど、このスピードは病みつきになる。
例えば、リバーマウスのソリッドなバレル。サンドバーの決まったビーチブレイク。
掘れたショアブレークの壁もいい。
サーフトリップには絶対持って行くね。

エンジョイするためのサーフボードはROCKETFISHとROUNDNOSE BARRACUDA。
シリアスなシュチュエーションにはAMPLIFIREが今の私のお気に入りです。

次はあなたが!
床板踏み抜くほどアクセル開けて、AMPLIFIREでぶっ飛んでみてくださ〜い!

NCM_0415

NCM_0409

NCM_0417