Blog Post サーフボードのサイズがサーフィンに与える影響とは?

サーフボードのサイズがサーフィンに与える影響とは?
2月

7

2018

サーフボードのサイズがサーフィンに与える影響とは?

サーフボードのサイズがサーフィンに与える影響とは?

サーフボードサイズの標準値を割り出すことは困難です。サイズが同じでも全体的なアウトラインの丸みや厚さ、ロッカーの反り方などの要素により、浮力量や特性が大きく異なるからです。一般的にボードサイズが長いとパドリングのスピードが速いので、テイクオフ時のボード滑り出しが早くなります。ファンボードが初心者に最適なのはその理由です。
※ロッカー:ノーズからテイルにかけてある全体的なカーブの事

1 ショートボードのサイズがパフォーマンスに与える影響とは?

一般的に大きな波は大きめのボード、小さい波には小さめのボードが最適と言われます。ゴルフクラブと同じ考え方です。ボールを遠くに飛ばすには、シャフトが長いドライバーを使いますが、グリーン手前ではシャフトが短いアイアンを使います。
ボードサイズが長いとパドリングのスピードが早いので、強いカレントが発生している場所でもポジションをキープできます。ターンの回転半径は大きくなりますが、波のフェイスも大きく、力があるのでドライブのきいた大きなターンを得意とします。ボードサイズが短いとターン回転半径が小さいので、波のフェイスの小さい波が得意です。

2 ボードサイズがテイクオフに与える影響とは?

短いボードサイズでも、ロー・ロッカーと丸みをおびたノーズエリアの組み合わせだったり、ワイデストポイントを後方にずらすなど工夫を加え、テイクオフが早く感じられるようにデザインされています。前述したようにパドリングスピードは遅くなりますが、浮力があるノーズエリアに重心をかけられるので走り出しが早くなります。
※ロー・ロッカー:ノーズの反り方が低い事
※ワイデストポイント:サーフボードで一番幅が広い場所の事

3 最近のショートボードサイズが全般的に小さくなってきてる?

ミニボードが注目を集めるようになった数年前から、ショートボードのサイズも以前より1~3インチほど短くなりました。(おおよそ身長160cmで体重60Kgの方で5‘8“、身長170cmで体重70Kg5’10”のショートボード。
またツアー選手も難易度の高い技の回転スピードや安定した着地ができる、短かいボードを好んで使っています。

これらはショートボードのサイズに関する一般的な話です。サーフィンする頻度やレベルにより最適なボードサイズが異なる場合もあります。サーフィンの楽しみ方は自由で無限大、自分ならではのサーフスタイルを作り上げてください。自分にぴったり合うサーフボードとの出会いは、あなたのサーフスタイルを未知の次元に導いてくれます。


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