Blog Post サーフボードの正しい選び方

サーフボードの正しい選び方
2月

26

2018

サーフボードの正しい選び方

サーフボードの正しい選び方

あなたのサーフボード、どのように選び、購入しましたか?

・友達から譲り受けた
・海外旅行の現地サーフショップで
・サーフショップや専門店スタッフのアドバイスで
・信頼するサーフィン友達のアドバイスで

色々なケースがありますよね。
サーフボード選びには、やっぱり知識やサーフィン体験が豊富な友達や専門スタッフのアドバイスが必要です。

平昌オリンピックで盛り上がっているスノーボードには、ハーフパイプやスロープスタイル、ビッグエアなどのフリースタイル、大回転などのアルペンと様々な競技種目がありますよね。
選手は、その競技に適したスノーボードで競技に臨みます。同じように、サーフィンも自分に適したサーフボードを選べば、早くイメージに近いサーフィンに近づけます。

自分が気に入ったサーフスタイルをみつけよう

サーフボードを選ぶということは、まず自分のサーフスタイルを選ぶことです。始めたての頃は無我夢中でしたが、ある程度出来るようになると、自分の行動パターンが出来ます。頻繁に行くサーフポイント、好きな波サイズやタイプなど環境もサーフスタイルに影響を与えます。

 海に行ける時はリラックスして楽しみたい、週末しか出来ないけど早く上達したい、競技大会に出るくらい本気で取り組んでいるなど、それらスタイルに合ったサーフボードを選ぶことが、サーフィンをより楽しく上達できる近道です。

サーフボードの事をもっと知ろう

メーカーやモデル、長さや幅、厚さや浮力などのスペックが全く同じサーフボードでも、ブランクス※やラミネート樹脂の固さや重さで、フレックス率や乗り心地が変わります。調子のよいサーフボードだけ試合用にキープして、練習では使わない選手も沢山います。
1本毎のサイズスペックやカーブが異なるため、マシンシェイプ後仕上げる手直しを含めサーフボード製作工程すべては、職人の手作業で行われます。
とてもレトロに感じてしまいますが、1970年代から製作方法は大きくは変わっていません。

自分のボードばかりでなく、色々なサーフボードをテストライドしてみよう


自分の好みのスタイルが、ある程度わかったら、スタイルに合うサーフボードをテストライドしてみましょう。
どうしても、現在使用するサーフボードとの比較せざるを得ないので、まず、近いサイズのサーフボードをテストライドすることをお勧めします。
モデルやサイズが数ミリ変わるだけで、乗り心地は大きく異なります。最高のフィット感を感じるまで、時間をかけて、色々なモデルをテストライドすることをお勧めします。
そうすれば、たくさんの今までにない刺激を受けるに違いありません。そして、さらにもっとサーフィンへのモチベーションが高まることでしょう。

(あなたが今まで、感じた事がない刺激を求めようとすることで、モチベーションを持ち上げてくれます。)

気に入ったサーフボードが見つかったら、さらにカスタマイズしよう

最良のフィット感があるサーフボードが見つかったら、それをさらに、自分風にカスタマイズしましょう。
最初に長さを決めることをおススメします。身長や体重も目安ですが、好みや試乗したボードをベースに調整します。ショートボードの場合、長さを1インチ増減すると0.4リッターほど容積が増減します。
次は幅と厚さを決めます。今のサーフボードの幅や厚さを考慮しながら、試乗ボードの幅や厚さと比較して検討します。

サーフィンの旅路とはマジックボードの出会い

テストライドを重ねカスタムオーダーするプロセスは、自分のサーフスタイルを理解するだけでなく、サーフボードの知識を深めてくれます。テストライドを重ね時間をかけた分だけ、数か月後、出来上がるサーフボードへの期待と理解を高めてくれます。
年々、サーフカルチャーは成熟を続け、今日は自由に楽しめる色々な形のサーフボードが登場しています。自ら新しい刺激を求め、様々なサーフボードをテストライドする体験は、マジックボードと出会うサーフィンの旅路とも言えます。


無料でテストライドできます!くわしくはこちら http://testride.hicsurf.co.jp/

 

 

※ブランクスとは、サーフボード用のポリウレタンなどでできた板状のベース素材です。シェイパーはこれを削って、サーフボードを作り出します。サーフボード製作工程は、また後日改めて説明させてください。