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2018ファンボードが初心者に最適なサーフボードである4つの理由:
サーフィンスクールのインストラクターとして、たくさんのスクール生を教える機会を頂きました。特に注意していることに、初めてボードに腹ばいになりパドリングを始める工程があります。スムーズに正しい位置に腹ばいになり、サーフボードの中心をうまく捉えながら、ゆっくりパドリングをスタートするように指導しています。
そのような理由もあり、サーフィンを始めたばかりの方にはファンボードをすすめています。男性・女性、身長・体重などにより前後しますが6‘3“~7’10”ぐらいの長さが適切だと思います。ファンボードならテイクオフも比較的簡単なのでライディング回数が増えます。サーフィンの楽しみ方がわかり始めると、モチベーションもキープ、練習量も増えるので早く上達します。
1 パドリングの練習ができるから、早く上達する。
ファンボードは幅が広く安定して浮くので、スピードが上がるパドリング・ストロークの練習に集中できます。小さく、幅が狭いショートボードはとても不安定なので、安定したパドリングの体勢をキープできないためバタバタとパドリングするだけで、より効果的なストロークの練習が難しくなります。
パドリングスピードが早いと、サーフボードの滑り出しが早いのでテイクオフも簡単!海が混んでいても広い範囲にわたり動けるので、波をゲットするチャンスも広がります。
2 いっぱい乗れるから、ターンの練習ができる。
始めたての時は、一生懸命波に乗ろうとテイクオフに集中しがちです。しかしサーフィンの楽しさは、波の斜面をサーフボードで自由自在に走ることです。安定してパドリングやテイクオフが出来るファンボードだったら、余裕が出来るのでライディングに意識を集中できます。さらなる上達を目指し、ボードをコントロールするレールターンの練習に時間を使えます。
3 ロングボードほど大きくないから、取り扱いが比較的簡単。
ロングボードはその長さからパドリングスピードが早いので、テイクオフを始めライディングも比較的簡単です。しかし波のサイズが少し上がるとゲッティングアウトが大変、ロングボードが出来ないエリアがあるなど周りに気を使います。しかしファンボードであれば持ち運びも楽だし、ショートボードの群れの中でも気になりません。
4 波が脛~膝の時にはいつでも使える。
将来ショートボードに乗り換えた後でも、ファンボードがセカンドボードとして使えるから無駄になりません。メインで使うショートボードがクラッシュした時に使いましょう。大きなファンボードでのレールワークの練習は、ショートボードのより精細なレールワークに役立ちます。それに波が膝ぐらいと小さい時にファンボードが大活躍しますよ。