Blog Post 優勝ボードはコレでした ~Erina Taniguchi~

優勝ボードはコレでした ~Erina Taniguchi~
9月

16

2015

優勝ボードはコレでした ~Erina Taniguchi~

こんにちは~
HICプロライダーの谷口絵里菜です。
私が長年カスタムボードを作っていただいている、エリック・アラカワさんがこの秋も来日しますね!!

 私も何度かエリックさんのダイレクトオーダーツアーにご一緒させていただきましたが、たとえ何時までオーダー会が続いても、ボード一本一本に対する思い入れと、お客様の希望を本当に細かく真剣に聞いている姿勢を見て、人としても尊敬しているエリックさんのボードに乗れることは感謝の一言につきます。

そんなエリックさんとのお付き合いもすでに十数年・・・・。
最新モデルをメインに、自分の気に入っているモデルの細かいフィーリングなどを伝え、微調整でカスタムしながら色々なボードに乗らせていただいています。

そんな中で、今年8月に愛知県伊良湖ロコポイントにて開催されたJPSA第4戦で使用したウイニングボードを紹介します。
モデルはWhip
5’7” × 18 1/2 × 2 3/16
ボリュームは22.8ℓ(スカッシュテール)

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150916erina2
私は、肩くらいまでの波なら、波のサイズよりも波質によってボードを乗り換えています。この試合では、毎日波のサイズも質も変化が大きく、風の影響ですぐにコンディションの変わる状況。どのボードを使うかかなり悩みましたが、そこまで掘れたブレイクではなかったので、滑り出しが早く、スピードをのせやすく、回転性のいいWhipを使用しました。

2年前には一回り小さいスペックでWhipを作っており、十分調子も良かったのですが、さらに安定感と滑り出しの速さをだすため、このスペックのWhipを作りました。Whipは、たるいセクションでもスピードを落とさずライン取りができ、ハードアプローチでも横滑りせずしっかりと波に吸い付くので気に入っています。そしてなにより、エンドVeeのボトムがさらに操作性をあげ、スムーズな走りにしてくれていますね!!

ちなみに、この時使用したフィンはfutures.のAM3。本当はF4でいくつもりでしたが、練習中にすこ~しトップでの引っ掛かりが気になったので、小さめのこのフィンでGOしました。
たくさんのモデルがあり、迷う方もいらっしゃるとおもいますが、そんな方は、まずは自分の一番よく入る波質、コンディションをエリックさんに伝えるといいと思います(^^)