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2013“WHICH ONE DO YOU LIKE?” vol.5
“WHICH ONE DO YOU LIKE?” シリーズ5回目は谷口絵里菜プロによる比較インプレッションです。
今、ちょうど新島でのJPSA第4戦に出場中です。
ランキング上位をキープし続ける絵里菜プロの愛用ボード写真も要チェック!
「トランスフォーマー(5’5‶×18 15/16 × 2 1/4)vsホビット(5’4‶×18 7/8 ×2 3/16)」
左•トランスフォーマー 右•ホビット
トランスフォーマーよりもたるい小波に適したのがホビット。
ファットなセクションでも失速することなくスピーディなラインを描ける。通常のボードよりもかなり短くして使用しているため、反応がよく回転性も高い。
ホビットに対し、トランスフォーマーは日本のビーチブレイクのオールラウンドで使用可能。胸~肩でも厚い波ならしっかりと波のパワーゾーンをつかまえ加速する。
波が小さくパワーのないときはホビット、若干サイズがあり厚めたるめの波ならトランスフォーマーがいいだろう。ただし、双方共に掘れた波では横滑りしやすいのでお勧めしない。テイクオフでのパドルをいつも以上に力強くこぐとさらにファーストターンからとてもスピーディーだ。
「ウイップ(5’6 × 18 5/8 × 2 3/16)vsライオット5’7 × 18 3/8 × 2 1/8)」
左•ウィップ 右•ライオット
ウイップは本当にテイクオフ&滑り出しが早く、何もしないでも走りだすといった感覚。少し幅を広くしてある分水面にすいついているように感じるが、トップへの上がりがスムーズでトップでの返しもとても安定する。
ライオットはホビットに比べると自分でコントロールしているという感覚強く持つ。双方共に滑り出しは早いが、レールサーフィン&よりクリティカルなセクションにアプローチをかけたいのであればコントロール性の高いライオットだろう。
二本ともにビーチブレイクで力を発揮するモデル。
今、最も注目のニューモデル
「ブースター(5’7× 18 3/8 × 2 3/16)vsアンプリファイアー(5’8 × 18 3/8 × 2 3/16)」の比較インプレッションはまた、次回に!しばしお待ちを。